耳･鼻･喉の診療は宮城県名取市のかくだ西川耳鼻咽喉科クリニックへ

難聴

難聴とは？

聴力レベルの低下した状態を意味するだけであり、難聴イコール病気ではありません。
現在の聴力障害で日常生活支障をきたしているか、それが治るものか否か、進行するのか、ということが重要なのです。
病気の種類としては「感音難聴」、「伝音難聴」、「混合性難聴」などと表現されるものがあります。

✓突然耳が聞こえなくなった。
✓突然耳が聞こえにくくなり、耳鳴りやめまいもする。
✓年をとるにつれてだんだん聞こえにくくなっている。
✓相手の言葉が聞き取りにくい。

原因は、様々なものが考えられ、全て特定することは難しいのが現状です。
最近の研究では聴こえの神経への血流障害やウイルスによる障害が考えられています。耳垢がふやけて耳穴の道がふさがれ急に難聴になることもあります。

急性の内耳障害である突発性難聴は早期治療によって回復の可能性がある難聴の１つです。発症後約一ヶ月経つと病気が固定してしまう（治らない）場合が多いので、早期治療が重要です。
心身の安静（1～2週間は重労働や精神的ストレスが加わらないよう）と薬物治療（血流改善薬、ビタミンB剤、副腎皮質ホルモン剤等）が主です。重症例には総合病院で入院治療になることもあります。
慢性の内耳障害では、薬物治療の効果が乏しく、会話による日常生活の支障の時期をみて、補聴器装用（補聴器治療）を勧めます。補聴器治療上達のポイントは、認定補聴器技能者によるこまめな調整と、補聴器の音に慣れるトレーニング（毎日数時間以上装用）を約2〜3ヶ月行うことです。

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